先日、SEO検定2級を受験しました。
受験のきっかけは、保有しているFPの資格との相性が良く、将来的に自身の資産になると考えたからです。
SEO検定は他の資格と比較すると勉強時間の目安は少なめですが、きちんとした勉強対策は必要です。
今回は、実際のSEO検定2級受験経験をもとに、合格までの勉強法と勉強時間に焦点を当て、分かりやすく解説していきたいと思います。
この記事で分かること
- SEO検定2級の受験経験談
- SEO検定2級取得に向けた勉強法
- SEO検定2級取得に向けた学習時間の確保
SEO検定とは
SEO検定2級の受験経験談をお話する前に、まずはSEO検定について簡単に要点をまとめます。
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が主催するSEO対策の知識を証明する資格検定試験です。WEB担当者やブログ運営者などがSEOの技術体系を学び、実務で効果的に活用できるようになることを目指しています。受験資格は特になく、誰でも受験できます。試験は4択のマークシート式で、60分間で80問の問題が出題され、点数は8割以上で合格となります。
参照サイト:一般社団法人全日本SEO協会
SEOの技術体系を学び、実務で効果的に活用できるための資格ですね!
SEO検定がどのような資格か知りたい方は、以下の記事にまとめています。
SEO検定を受験してみた感想
出典:SEO検定公式サイト
では、ここからは筆者が実際に受験したSEO検定2級の体験談をもとに話を進めていきます。
SEO検定2級から受験した理由
筆者はSEO検定2級から受験しました。SEO検定2級から受験を決めた理由は、1~4級まである中で早く1級まで取得したいという考えからでした。普段の業務ではWEBスキルに関する仕事がないため、全くの初心者と言える状態です。このため、SEO検定の難易度と試験当日までに確保できる勉強時間を考慮し、2級からスタートすることにしました。
SEO検定2級を受験するまでの準備期間
筆者の場合、受験申し込みから試験日まで約2週間でした。一般的に2級の受験には約20時間の学習が推奨されていますが、これを考慮し、受験に十分な準備時間が確保できると判断しました。
学習時間は1日2時間×15日=30時間になります。
すきま時間を活用することで、1日2時間の学習時間を確保できます。
筆者の場合、出勤前の15分と昼休みの45分を勉強に充てていました。
SEO検定2級合格に向けた試験対策
SEO検定2級合格に向けた試験対策は個々によって異なるかもしれません。筆者の場合、SEO検定2級公式問題集に絞って対策を行いました。SEO検定の資格試験では過去問が頻繁に出題される傾向があるため、問題集にフォーカスし、問題を繰り返し解くことに集中しました。この際、問いと答えだけでなく、問題の意図を理解することと、試験当日までに問題集の全ての問題に答えられるようにすることに重点を置きました。これらのポイントを意識しながら、問題解答の繰り返しを通して対策を進めました。
試験当日意識したこと
試験当日、試験を受験する際に意識した点が2つあります。
- 時間に余裕をもって行動する
- 持ち物チェックリストを事前に作成しておく
それぞれ解説します。
時間に余裕を持って行動する
SEO検定は全国11ヵ所の会場で行われます。試験受験日程が決まっているので、事前に受験会場を確認する必要があります。筆者は大阪の受験会場を選びましたが、公共交通機関を乗り継いでも2時間かかります。時間に余裕を持たせるため、前日に市内に泊まり、試験に臨みました。
持ち物チェックリストを事前に作成しておく
資格試験にはそれぞれ必要な持ち物があります。持ち物チェックリストを事前に作成しておくことで、初めて受験する資格試験でも冷静に試験に臨むことができます。SEO検定で必要な持ち物は以下の通りです。
- 受験票(メールで届くお申し込み番号)
- 身分証明書
- 鉛筆2本以上
- 消しゴム
- 時計
- テキストまたは問題集
SEO検定2級を受験しての反省点
SEO検定2級を受験しての反省点を述べます。
反省点は、SEO検定2級の公式テキストの活用に関してです。先に述べた通り、試験対策では問題集に主に焦点を当てていましたが、実際の試験では2級問題集には記載されていない内容が出題されたため、公式テキストの理解が不十分だったことが分かりました。本来、テキストがメインで問題集はその補足という位置づけなので、今後はテキストもしっかりと活用し、問題集とのバランスを取りながら学習を進める必要があると認識しました。
一方で良かった点として、問題集を十分に活用したことが挙げられます。過去問が出題される傾向があるため、問題集の解答を通して問題選択の迅速化が図れました。これはこの受験において有益であり、今後も同様のアプローチは有効性が高いと感じました。
合格でも不合格でも、セルフチェックを通して良かった点を活かし、反省点を改善することは自身の成長に繋がります。
SEO検定2級の勉強方法と合格のポイント
先ほどまで述べた自身の経験をもとに、ここからはSEO検定2級のより効果的な勉強方法と合格のポイントをみていきます。
効果的な勉強方法とは
SEO検定2級の勉強方法は、大きく分けて2つあります。
- 公式テキスト・問題集を購入(独学)
- ダウンロード学習コース(動画付き)
筆者は問題集だけで試験に臨みましたが、公式テキストと問題集を組み合わせて学習するのが一般的です。公式テキストと問題集には、単行本タイプとKindleなどの電子タイプがあります。問題集のメリットとしては、付箋を貼ったり直接書き込んだりできる点です。これにより、自身の弱点などを明確に把握できます。反対にKindleは携帯が便利なため、どこでも学習が可能なメリットがあります。
おすすめとしては、公式テキストを単行本で、問題集をKindleで購入するパターンです。すきま時間を有効に活用することは重要なので、どこでも勉強可能な環境設定をしておきましょう。
ダウンロード学習コースは、全日本SEO協会の公式サイトのみで販売しています。セットに含まれている教材は以下のとおりです。
ダウンロード学習コース
- テキスト(PDF)
- 問題集(PDF)
- ダウンロード講座(動画)
- 受験料
- 認定証発行料金
学習方法は1つだけではありません。自身のライフスタイルに合った学習方法を選びましょう。
覚えておきたいポイント
SEO検定2級に合格するために覚えておくべきポイントはいくつかあります。以下は、重要なトピックや注意すべきポイントです。
- 基本的なSEOの理解
キーワードの選定、メタデータの最適化、コンテンツの品質向上など、検索エンジン最適化(SEO)の基本原則を理解しましょう。 - 検索エンジンの仕組み
主要な検索エンジン(Google、Yahoo、Bingなど)の仕組みを理解し、アルゴリズムやランキングの基本を学びましょう。 - ウェブサイト構造とパフォーマンス
ウェブサイトの構造がSEOに与える影響を理解し、ページの読み込み速度の最適化やモバイルフレンドリーなデザインなども重要となります。 - コンテンツの最適化
検索エンジンにとって有益で価値のあるコンテンツを提供することは重要です。適切なキーワードの選定や内部リンクと外部リンクの関係性を把握しておきましょう。 - 検索エンジンツールの使用
Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどの検索エンジンツールの基本的な使い方を理解しましょう。 - 最新のトレンドとアップデート
SEOは頻繁に変化します。Googleのアルゴリズムの変更や新しいトレンドに敏感であり、最新の情報をキャッチアップすることが重要です。
これらのポイントを押さえつつ、実際に自身のウェブサイトやプロジェクトに応用していくことで、効果的なSEOのスキルを身につけることができます。
SEO検定2級の勉強時間と学習時間の確保
SEO検定2級の勉強には通常20時間が目安とされています。この時間について、多いと感じるか少ないと感じるかは主観的ですが、資格試験の知識獲得には時間的投資が必要です。学習時間の確保には、一定の時間がある場合はそれを習慣化し、不規則な場合は柔軟に学習環境を構築することが重要です。
筆者が実践しているすきま時間の活用方法は以下の通りです。(平日仕事の場合)
これにより、1日に1時間から2時間の学習時間を確保できます。時間を細分化することでハードルが下がり、継続がしやすくなります。短い時間でも毎日学習を続けることが、ライフプランニングにおいて大きな差を生むことを考えてみましょう。
ライフプランニングの持つ役割については、以下の記事で詳しく述べています。ライフプランニングを最適化することは、キャリアの進展、資産形成、教育、健康、リタイアメントなど、今後の人生設計において重要な役割を果たします。
まとめ:すきま時間を最適化して、SEO試験に挑みましょう。
今回の記事のまとめです。
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が主催するSEO対策の知識を証明する資格検定試験です。
試験対策として、SEO検定2級の公式テキストと問題集を繰り返し行うことで、試験当日の問題選択の迅速化につながります。
すきま時間を上手に活用することで、学習時間を確保することができ、またSEO資格試験に限らず、ライフプランニングにおいてもすきま時間の有効活用は有益なものとなります。