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副業開始前に知っておきたい注意点|就業規則と副業の関係

2024年9月12日

Aki

FP資格を取得したことで、知識が人生を豊かにすることの重要性を実感。 ライフプランニングとファイナンシャルプランに関する情報を発信し、多くの人々がより良い未来を築くためのサポートをしていきたいと考える。 個人事業主様相談サイトLittle Space1を運営。 ご相談可能コンテンツ:FP相談、WEBページ制作、WEBライティング、SEOコンサルティングetc >>>詳しくはこちら<<<

副業は、収入増加だけでなく、スキルの向上や新たな挑戦を通じてキャリアの幅を広げる選択肢としても、近年注目されています。

しかし、始める前には、本業の就業規則など、押さえておくべきポイントがあります。

この記事では、副業を始める際の注意点と、初心者におすすめの副業の種類について詳しく解説していきます。

この記事で分かること

  1. 副業を始める前に知っておくべきポイント
  2. 初心者におすすめの副業について

副業を始める前に知っておくべきポイント

副業は、誰でもパソコン一台から始められるハードルの低さがありますが、無断で副業を行うことで、本業との間にトラブルが生じる可能性があります。

そのため、まずは副業を始める前に知っておくべきポイントを詳しく見ていきましょう。

副業のメリットとデメリットとは?

副業を始めることで、社員が得られる主なメリットとして、以下の3つが挙げられます。

収入が増える
自身の得意分野を活かした副業を行うことで、月に数万円以上の収入アップが期待できます。

➁人脈が広がる
副業を通じて新しい出会いがあり、本業では経験できなかった新たな仕事や人脈を得ることができます。

③経験が増える
副業を通じて視野が広がり、自分では気づかなかった適性を発見するチャンスにもなります。

次に副業のデメリットについてです。

副業のデメリットには、以下の2つが挙げられます。

①体調や時間の管理
副業を始めると、本業とは別に労働時間が増えるため、これまで確保していた余暇や睡眠の時間が削られ、身体への負担が増す可能性があります。

➁税金や保険の負担が増える
副業によって収入が増えると、税金や保険の負担も増える可能性があり、税務処理や保険の手続きが煩雑になることがあります。

Aki
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副業で収入や新しい経験を得る一方、税金や保険料の負担が増える可能性もあるため、正しい知識を身につけておくことが重要です。

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副業を開始する上での注意点

副業を開始する際には、本業の就業規則や、所得が増えた場合の税務申告など、さまざまな注意点があります。

この章では、これらのポイントについて一緒に見ていきましょう。

Aki
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確定申告については、以下の記事でわかりやすくまとめていますよ。

就業規則と副業の関係

副業を始める際には、就業規則との関係をしっかり理解しておくことが重要です。

多くの企業では、就業規則に副業に関する規定があり、副業の許可や申告の義務、競業避止義務などが含まれています。

無断で副業を始めると、就業規則違反として処分される可能性があるため、副業を始める前には、会社の人事部門や上司に相談し、正式な許可を得ることがポイントとなります。

Aki
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また、副業が本業の労働時間やパフォーマンスに影響を与えることもあるため、労働時間体調を適切に管理し、本業に支障をきたさないようにすることも大切です。

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税金と確定申告について

副業で得た収入は、通常の給与所得とは別に申告する必要があります。

確定申告は、税務署での申告オンライン(e-Tax)を通じて行うことができます。

また、副業に関連する経費は収入から差し引くことができ、業務用のパソコンや書籍、交通費などが経費として計上可能です。

経費を正確に計上するためには、詳細に記録し、領収書をしっかり保管しておくことが重要です。

Aki
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副業の収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。

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社会保険加入の有無を確認する

副業を始める際には、社会保険の加入が必要になるかを事前に確認しておくことが重要です。

特にパートアルバイトとして働く場合、勤務時間や日数によっては社会保険への加入が必須となります。

社会保険への加入条件
週20時間以上働く
2ヶ月を超える雇用の見込みがある
・月額の賃金が8.8万円以上

「二重加入」の注意点
副業先で社会保険の加入条件を満たしている場合、本業と合わせて「二重加入」となりますが、保険証は2枚持つわけではありません。どちらをメインの保険として扱うかを決めて、日本年金機構で手続きする必要があります。

20万円を超える収入の注意点

先ほども述べたように、副業による所得が年間20万円以上の場合、確定申告が必要です。

通常、本業の給与所得については、会社が年末調整を行うため、確定申告は不要です。

しかし、年末調整は1社のみで行われるため、複数の収入源がある場合は別途手続きが必要となります。

例えば、本業の会社で年末調整をしても、副業の給与が20万円以上の場合、その収入を含めて所得税を再計算し、確定申告によって正しい税額を納める必要があります。

Aki
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確定申告には、払い過ぎた税金が還付されたり、所得のマイナス分を他の所得と相殺できるメリットがあります。

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初心者におすすめの副業

最後に、初心者におすすめの副業を見ていきましょう。

特に、スマホやパソコンを使って在宅でできる副業には、どのような種類があるのかをご紹介します。

在宅でできる副業1(難易度易しめ)

副業はスキルがないと始められないと思われがちですが、実際にはスキルが必要なものから、初心者でも始めやすいものまで幅広くあります。

ここでは、在宅でできる副業の中で、比較的難易度が易しいものを4つご紹介します。

アンケートモニター

企業の商品やサービス、アプリなどを使用してアンケートに回答する仕事です。

報酬は現金ではなく、ポイントで支払われることが一般的で、ポイントは換金したり、提携のネット通販で利用したりできます。

➁文字起こし・データ入力

文字起こしやデータ入力は、パソコンがあればどなたでもできる副業です。

エクセルやワードに顧客情報や商品情報などを入力します。

③データ入力

顧客情報や商品情報などをエクセルやワードに入力する仕事です。

初心者でも扱いやすく、自宅での作業が可能です。

動画編集

動画編集は、スキルがあれば在宅でできる副業です。

動画編集のスキルはスクールで学べますが、独学でも習得可能です。

Aki
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比較的簡単と言っても、それぞれスキルが必要ではないというわけではありません。

在宅でできる副業(難易度難しめ)

次に、比較的難易度が高めな副業を5つご紹介したいと思います。

①手作り商品の販売

洋服やバッグ、アクセサリーなどの手作り商品を販売する副業です。

ユニークな商品を持ちたい方に人気があり、minneやcreemaなどのハンドメイド専門サイトでの出品がおすすめです。

Webライティング

Webライティングは、Web上の記事を執筆する仕事です。

報酬は文字単価や記事単価で支払われ、1文字0.1〜3円ほどが相場です。

最初は低単価の案件から始め、実績を積むことでより高単価の案件を受注することができます。

③ブログ・アフィリエイト

アフィリエイトとは、ブログやSNSにアフィリエイト広告を掲載し、広告経由で商品やサービスを購入してもらい報酬を得る方法です。

報酬は広告によって異なり、1件あたり数百〜数万円まで幅があります。

特別な資格は不要で、収益化できれば、継続して収入を得ることも可能です。

④Webデザイン

Webデザインは、ホームページを作成する仕事です。

1件あたり数万円から数十万円ほどの報酬が得られます。

まとまった収入が期待できるため人気がありますが、プログラミングのスキルが必要で、習得には3〜6ヶ月ほどの時間がかかります。

⑤プログラミング

コンピューターに興味がある方におすすめなのがプログラミングです。

WebサイトやWebサービスを開発する仕事で、専門的な知識が必要です。

高いスキルが求められるため、報酬も1件あたり数万円~と比較的高額です。

Aki
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スキルはオンライン講座などを活用することで、効果的に習得できます。
一度身につければ、生涯にわたる収益源となりますよ!

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まとめ

今回の記事のまとめです。

副業を始める際は、就業規則を確認し、本業に支障をきたさない範囲で行うことが大切です。

また、税金や確定申告、社会保険についても理解しておく必要があります。

副業の主なメリットは以下の通りです。

収入の増加
人脈の広がり
経験の獲得

一方、デメリットとしては次のような点が挙げられます。

体調や時間管理の難しさ
税金や保険の負担増加

初心者でも始めやすい副業がありますが、自身のスキルや興味に合ったものを選ぶことが大切です。