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ニーズと予算に合わせた最適なプランの見つけ方|自動車保険

2024年2月6日

Aki

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テレビを見ていると、自動車保険のCMが頻繁に流れますね。

ソニー損保、アクサダイレクト、SBI損保、チューリッヒなど、数多くの自動車保険会社が自社プランを宣伝しています。

しかし、どの保険が自身に最適なのかを見極めるには、それぞれの保険の特徴補償内容を比較することが欠かせません。

自動車保険の正しい知識を保有することで、自動車保険を選択する際の指標になるだけでなく、有事の際にも冷静に対処することが可能となります。

今回の記事で分かること

  1. 自動車保険の基本的概要
  2. 自動車保険を比較する際に考慮すべきポイント
  3. 自身のニーズや予算に合った最適な自動車保険を見つけるためのガイドライン

なぜ自動車保険(任意保険)は必要なのか?

そもそも、なぜ自動車保険が必要なのでしょうか。

自動車保険(任意型)が必要な理由には、次の4つが挙げられます。

万が一のリスクへの備え
自賠責保険ではカバーされない対物賠償や自身・同乗者のケガ、車両の損傷まで広範囲にカバーできます。特に、高額な賠償額や車の全損などの場合に、経済的な負担を軽減する役割があります。

事故後の対応がスムーズに行える
事故が発生した際、自動車保険を契約していることで保険会社が示談交渉や保険金の手続きを代行してくれます。また、一部の保険ではロードサービスが提供され、レッカー移動や代車手配などのサポートも受けられます。

個別の補償を選択可能
自動車保険では、車両保険や付加特約を自由に選択できます。自身の車の状況や運転環境に合わせて、必要な補償を選ぶことができます。

車以外の損害にも対応
一部の特約を組み込むことで、車同士以外の事故による損害も補償されます。個人賠償責任などの保険は、自転車事故や歩行者との接触などを含みます。

ネット自動車保険と代理店の違いとは?

自動車保険を選ぶ際には、「ネット自動車保険」と「代理店」の2つの販売形態があります。

それぞれのタイプには異なる特徴があるため、両方の特徴を把握しておくことが重要です。

ネット自動車保険」は、保険会社がインターネットや電話を通じて直接顧客に保険商品を販売する形態です。

これに対して、「代理店」は、保険会社が代理店を通じて保険商品を販売する形態です。

それぞれ異なった特徴があるため、以下の4つの項目に注意することが大切です。

手続きの方法の違い
ネット自動車保険はインターネットを通じてオンラインで契約や手続きを行います。これに対して、代理店での自動車保険は保険会社の代理店や保険代理店を訪問したり、電話で相談したりして手続きを行います。

対応のスピードと便利さ
ネット自動車保険は24時間いつでもオンラインで手続きが可能なため、手続きが迅速で便利です。一方、代理店での自動車保険は保険代理店の営業時間内に相談や手続きを行う必要があります。

情報の提供に関して
ネット自動車保険では保険料や補償内容などの情報をオンラインで比較することができます。これに対し、代理店での自動車保険では代理店の担当者が顧客に対して保険に関する情報を提供し、アドバイスや提案を行います。

アフターサービス
ネット自動車保険ではアフターサービスや保険金の請求などはオンラインで行うことが一般的です。代理店での自動車保険では代理店の担当者が顧客のサポートを行い、疑問や問題を解決します。

Aki
Aki

ネット自動車保険」と「代理店型自動車保険」の特長の違いを、下記の図1にまとめました。

ネット自動車保険(ダイレクト型)代理店(代理店型)
メリット手数料の削減が可能専門知識とサポートの手厚さ
料金比較ができるトラブル時サポートの手厚さ
デメリットサポートが限定される手続きに時間を有する可能性
個別提案の欠如手数料追加による保険料

自動車保険の選び方ポイント

自動車保険を検討する際には、以下の5つの項目がチェックポイントとなります。

  1. 保険会社のタイプ
    • 保険会社の信頼性や評判、顧客サービスを考慮します。大手保険会社はサービスが充実している一方、地域密着型の保険会社は地域特化のサポートが魅力です。
  2. 補償内容
    • 車両保険、対人・対物賠償責任保険、自損事故補償など、自身のニーズに合った補償内容を確認しましょう。
  3. 特約
    • 特約を付属することで、保険内容に厚みを持たせることが可能です。例として、車両のローン残高を保障する特約や、車両保険の免責額を減額する特約などがあります。
  4. ロードサービスと事故対応
    • 事故対応時のサポートの手厚さを考慮しましょう。付帯サービスとして、ロードサービスや事故対応などが含まれることがあります。
  5. 保険料
    • 自身の予算に合った範囲内で、必要な補償内容とサービスを考慮して選ぶことが重要です。安いだけでなく、十分な補償内容やサービスを提供してくれるかどうかも重要なポイントです。

補償内容を決めるときのポイント

前章では、自動車保険を検討する際の5つのポイントを挙げました。

今回はその中から「補償内容」に焦点を当てて詳しく解説します。

自動車保険の補償内容は、「どのような場合に」「誰に対して」「何を補償するのか」を明確に定めています。

以下に、その具体的な内容を示します。

  1. 賠償責任保険(相手への補償)
    • 対人賠償責任保険
    • 対物賠償責任保険
  2. 傷害保険(自分への補償)
    • 人身傷害補償保険
    • 搭乗者傷害保険
  3. 車両保険(自分の車の補償)
    • 自損事故保険
    • 無保険車傷害保険

上記の3種類の保険について、それぞれの具体的な内容を2つずつ、さらに掘り下げて解説していきます。

対人賠償責任保険

対人賠償保険は、事故による他人への人身的な損害を補償する保険です。

被害者には相手の損害だけでなく、自身の車両に同乗している人も含まれます。

ただし、同乗者に関しては友人や知人などの他人に限定され、記名被保険者とその配偶者や同居の親族などは対象外です。

対物賠償責任保険

対物賠償保険は、事故による物的な損害を補償する保険で、相手の車両、公共物や家屋などの他者の財産の損害も対象となります。

さらに、これらの直接的な損害だけでなく、営業の逸失利益などの間接的な損害も補償されます。

人身傷害補償保険

人身傷害保険は、事故による自身と同乗者の人身的な損害を補償する保険です。

周囲の損害は対象外となりますが、自身や同乗者においては治療費、逸失利益、精神的損害、将来の介護費用などの傷害に応じた補償が受けられます。

また補償範囲が広い分、保険料が高くなる特性があります。

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険は、事故による自身と同乗者の人身的な損害を補償する保険です。

あらかじめ傷害ごとに受けられる金額が決められており、実際にかかった金額ではなく定額の補償となります。

そのため、定められる金額を超えた部分に関しては自己負担になります。

しかし、人身傷害保険と比べると、傷害の調査が必要な場合が少なく、迅速に補償を受け取れるのが特徴です。

自損事故保険

自損事故保険は、相手のいない自損事故による人身的な損害を補償する保険です。

運転者、家族や友人などの同乗者の傷害も対象になります。

他の自動車保険に自動的に付帯されることが一般的で、保険金額は傷害の程度に応じた一定の金額が支払われます。

人身傷害保険に同時に加入している場合は、その補償が優先され、自損事故保険の補償は受けられません。

無保険車傷害保険

無保険車傷害保険は、相手が自動車保険に加入していない場合や補償が不十分な場合に適用される保険です。

この保険では、自身や同乗の家族の傷害が対象となり、後遺障害や死亡の場合に限り一定金額の補償が支払われます。

※補足説明

対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」「自損事故保険」「無保険車傷害保険」については、多くの保険会社で基本補償として設定されているため、保険金額は初めから自動的に設定されています。

Aki
Aki

保険に関する疑問や不明点がある場合は、FPなどの専門家に相談してみましょう!

まとめ

今回の記事のまとめです。

自動車保険は、リスクに備えるための保険です。

契約時には補償内容や特約だけでなく、保険会社のタイプやサービス内容も重要です。

ネット保険と代理店型にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、比較検討した上で契約することが大切です。

また、事故対応や保険料は会社によって異なるため、料金だけでなく補償内容も慎重に確認しましょう。