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住宅ローン借り換えで返済額が増える?支払総額を決定する3つの要素

2024年11月30日

Aki

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ローン借り換えで総支払額が増える場合とは?

住宅ローンの借り換えは、月々の返済額や金利負担を軽減する有効な手段ですが、場合によっては借り換え後の総支払額が増えるリスクもあります。

特に返済期間を延ばすと総支払額が増える可能性があるため、金利の選択返済期間の見直し、さらに手数料違約金の確認が重要です。

この記事では、住宅ローンの借り換えで総支払額が増えるリスクを避けるため、具体的に注意すべきポイントを解説します。

この記事で分かること

  1. なぜ借り換えで総支払額が増えることがあるのか
  2. 借り換え時に押さえておきたい金利の選び方
  3. 返済期間を調整して総支払額を抑えるコツ
Aki
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ローン借り換えで総支払額が増えないためのポイントを一緒に学んでいきましょう!

借り換え時の金利選択の重要性

ローンを組む際に特に気になるのが、支払いにかかる金利です。

住宅ローンは一般的に30年前後の長期にわたるため、わずかな金利差でも総支払額に大きな影響を与えます。

Aki
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まず初めに、借り換え時に金利の選択がなぜ重要なのかを見ていきましょう。

低金利の借り換えで得られるメリット

先ほどお伝えしたように、年1%や2%の金利差でも、30年など長期間の返済では総支払額に大きな違いが生まれます。

そのため、低金利のタイミングで借り換えを行うことで、支払う利息を大幅に減らせる可能性があります。

たとえば、借入額が3000万円の場合、金利が1%下がるだけで利息の負担が数百万円も軽減されることもあります。

ただし、金利だけでなく返済期間の延長手数料違約金も総支払額に影響するため、低金利だけで借り換えを判断するのには注意が必要です。

参照コラム
住宅ローン借り換えで月々の支払いを軽減!違約金・手数料の注意点を解説

金利方式による影響

住宅ローンの借り換え時には、固定金利変動金利の選択が重要です。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、自身のライフスタイルやライフプランに合った選択をすることが大切です。

固定金利の特徴

返済額が一定
借入時の金利が返済期間中に変わらないため、月々の返済額が一定で計画的な返済がしやすくなります。

金利上昇の影響を受けない
市場金利が上昇しても返済額が増えないため、将来の金利変動に対して安心感があります。

初期金利が高め
変動金利と比べて借入時の金利がやや高めに設定される傾向があります。

変動金利の特徴

初期金利が低い
固定金利よりも借入時の金利が低い場合が多く、返済の初期負担を抑えることができます。

金利が変動する
市場金利に応じて金利が上下するため、金利が下がると返済額が減少しますが、上昇すると返済額が増えるリスクがあります。

短期間の返済に適している
短期間での返済を予定している場合や、金利が低い期間が続く場合に選択肢となります。

参照コラム
市場金利が住宅ローンに与える影響とは?固定・変動金利の判断基準

住宅ローンの総支払額を決定する3つの要素

改めて確認ですが、住宅ローンの総支払額がどのように決まるかご存じですか?

住宅ローンの総支払額は、借入額金利返済期間の3つの要素によって左右されます。

Aki
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この章では、それぞれの要素が総支払額にどのような影響を与えるのかを見ていきましょう。

①借入額(ローン元本)

住宅ローンの総支払額を決めるうえで、もっとも基本的な要素は「借入額」、つまりローンの元本です。

当然ながら、借入額が大きくなれば、それに伴って支払う利息も増えていきます。

たとえば、借入額が3,000万円の場合でも、「金利」の違いによって返済期間中に支払う利息が大きく変わり、総支払額にも大きな差が生まれます。

このように、借入額(ローン元本)は、返済計画を立てるうえで最初に考えるべき大切なポイントです。

②金利(利率)

金利(利率)の選び方によって、住宅ローンの返済額は大きく変わります。

第1章でも触れたとおり、「固定金利」か「変動金利」かによって、毎月の返済額や将来の総支払額に違いが生じます。

また、「元金均等返済」や「元利均等返済」といった返済方式によっても、毎月の返済額や総利息に差が出ます。

金利は返済総額の「利息部分」に大きく影響するため、わずかな金利差でも返済期間が長くなるほど支払う金額に大きな違いが出ることを覚えておきましょう。

③返済期間(ローン期間)

返済期間によっても総支払額は異なります。

これはこれまでお伝えしてきた通りですが、返済期間を延ばすと月々の負担は軽くなるものの、支払う利息の総額が増えるため、総支払額が増加する可能性がある点に注意が必要です。

Aki
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上記③の具体的な方法については、次章で詳しく解説します。

住宅ローンについて相談できるサイト
住宅ローンの借り換えはモゲチェック

返済期間を調整して総支払額を抑える方法とは?

前章では、総支払額を決める3つの要素についてお伝えしました。

ところで、「返済期間を調整する」とは具体的にどういうことか、気になる方もいらっしゃると思います。

Aki
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最後に、返済期間を調整して支払総額を抑えるポイントについて見ていきましょう。

返済期間を調整して支払総額を抑えるためのポイント

借り換え時に総支払額の増加を抑えるためには、返済期間の調整が効果的な対策となります。

具体的には、現在の残り返済期間と大きく差が出ない範囲で設定し、無理のない返済計画を立てることが大切なポイントです。

Aki
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以下2つのポイントを押さえておきましょう。

現在の返済期間を維持する
借り換え後も現在の返済期間を維持することで、利息負担を抑えつつ月々の返済額を軽減できます。

可能であれば返済期間を短縮する
返済期間を短くすることで利息の総額を減らせますが、その分月々の返済額が増える場合があります。

Aki
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返済期間を調整する場合は、返済シミュレーション専門家に相談してみましょう。

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まとめ

今回の記事のまとめです。

住宅ローンの借り換えを検討する際は、金利や返済期間の選び方が大切です。

また、借り換え前には返済シミュレーションを行い、専門家にも相談して現在のローン条件と比較しましょう。