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新NISAで始める資産運用!SBI証券での口座開設方法も解説

2024年1月25日

Aki

FP資格を取得したことで、知識が人生を豊かにすることの重要性を実感。 ライフプランニングとファイナンシャルプランに関する情報を発信し、多くの人々がより良い未来を築くためのサポートをしていきたいと考える。 個人事業主様相談サイトLittle Space1を運営。 ご相談可能コンテンツ:FP相談、WEBページ制作、WEBライティング、SEOコンサルティングetc >>>詳しくはこちら<<<

将来の資産形成を目指す方法として、新NISA(少額投資非課税制度)が注目されています。

金融庁が2024年から導入したこの制度は、非課税のメリットを活かし、長期的な資産運用を可能にします。

本記事では、新NISAの特徴や始め方、ネット証券での口座開設方法についてわかりやすく解説します。

この記事で分かること

  1. 新NISAの基本的な概要やメリット、制度の特徴
  2. ネット証券での口座開設方法

そもそもNISAって?

NISA(少額投資非課税制度)は、個人投資家向けの税制優遇制度です。

NISAでは、上場株式や投資信託などの投資で得られた利益が非課税となります。

通常の場合、このような利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用することで税金を一切支払わずに利益を受け取ることができます。

NISAは将来の資産形成やリタイアメントプランニングに役立つ制度ですが、投資にはリスクが伴うため、投資家はリスクを理解し、自身の投資目標に合った資産運用を行うことが重要です。

新NISAとは

新NISAとは、2024年以降に導入された金融庁の新しい投資枠制度です。

下記は新NISAの特徴をまとめたものです。

新NISA

  • 非課税保有期間の無期限化
  • 口座開設期間の恒久化
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
  • 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間 120万円、成長投資枠:年間 240万円、合計最大年間360万円 まで投資が可能)
  • 非課税保有限度額は、全体で 1,800万円。 (成長投資枠は、 1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
  • 新NISAは、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託や上場株式・投資信託等を含む投資対象商品が対象。
  • 成人(18歳以上)が制度を利用可能

上記の特徴を以下に分かりやすく解説します。

ポイント①非課税保有期間が無期限化
2023年までのNISAでは、保有期間が積立、一般NISAともに保有期間の上限が決められていました。しかし新NISAでは、つみたて投資枠、成長投資枠ともに保有期間の上限が無くなり、将来にわたり長期期間保有することが可能となりました。

ポイント➁年間投資額の大幅アップ
新NISAでは、年間投資枠が拡大されました。併用することで、年間最大で360万円までの投資が可能となります。

年間投資額内訳

つみたて投資枠 年間120万円まで可能
成長投資枠   年間240万円まで可能

ポイント③口座開設期間の恒久化
「口座開設期間の恒久化」とは、NISA口座での投資開始期限がなくなることです。現行制度では、つみたてNISAは2042年まで、一般NISAは2023年までと期限が設定されていましたが、恒久化によりいつでも口座開設が可能となりました。

Aki
Aki

好きなタイミングで始められるというのは、魅力の一つですね。
筆者も毎月約20,000円程度運用しています。

貯金ゼロから始める資産形成

貯金ゼロから始める資産形成とは、主に少額からの資産活用術に焦点を当てた内容を指します。

この章では少額からNISAを始めるために不可欠な要素について解説します。

貯金100万円の可能性

いきなりですが、貯金額100万円を達成するには、どのようにすればいいでしょうか?

貯金額100万円を達成するには、収入からの一部を定期的に貯蓄することや、支出を見直して節約することが必要です。

目標金額と達成期間を設定することが理想的ですが、ここではまず目標金額だけに焦点を当てます。

新NISA(少額投資非課税制度)を活用して貯金100万円を達成する可能性には、主に以下の5つの理由が挙げられます。

  1. 税制上の優遇措置
    新NISAでは、特定口座内での利益に対して所得税や住民税がかからないため、投資利益を最大限に活かすことが可能となります。
  2. 複利の恩恵
    投資を通じて得られるリターンは複利効果があるため、長期間にわたり投資を継続することで、元本が増える速度が加速します。
  3. 積立投資の効果
    新NISAでは、毎年一定額までの積み立てが非課税となります。毎月一定の金額を積み立てることで、市場の変動にも対応しやすく、コツコツと資産を積み上げることができます。
  4. リスク分散
    投資先を複数選ぶことでリスクを分散し、安定的なリターンを狙うことができます。リスクヘッジを考慮した投資戦略が、貯金を増やす上で有益となります。
  5. 市場の成長
    長期的な視点で資産を保有することで、市場の成長に乗じて資産も成長します。

投資の最大のメリットは、福利効果によって資産が増える点にあります。

投資によって得られた利益を再投資することで、元本に利益を加えて資産を増やすことができるためです。

以下の図は、元本150万円を単利と複利で運用したシミュレーションです。

運用年数資産総額(単利)資産総額(複利)
1年157,5万円225万円
5年172,5万円191,408万円
10年195万円228,095万円
30年225万円528,316万円
図1:元本150万円の運用シミュレーション(1年後、5年後、10年後、30年後)

貯金代わりとしての適性

貯金代わりとしての適性は、個々のライフスタイルや資産形成の目標により異なりますが、新NISAはその一環として検討されるべき有力な手段です。

その主な要因を以下に4つ挙げてみます。

長期的な視点での適性
新NISAの税制優遇は、長期的な視点での適性において重要な要素です。新NISAを貯金代わりとして活用する場合、将来の資産形成を見据えた長期的な視点が必要とされます。

複利効果の活用
新NISAは市場変動の影響を受けることがあります。それでも、貯金が低い利回りでゆっくりと増えるのに対し、新NISAでは長期的に高い複利効果が期待できます。

積み立て投資の柔軟性
新NISAでは毎年一定額までの積み立てが非課税となります。定期的な積み立てを通じて、貯金のような安定感と投資の柔軟性を両立させることが可能です。

目標金額の達成
貯金代わりとして新NISAを利用することで、目標金額を達成しやすくなります。特に将来の大きな出費や資産形成の目標がある場合、新NISAはその達成に向けた有効な手段となります。

貯金感覚を新NISAに活かす

貯金と聞くと、イメージが湧くと同時にお金を動かすことに対するハードルが下がると思います。

ただし、貯金と資産運用は異なるため、注意が必要です。

筆者の場合、毎月の収支、特に固定費などは算出できるため、それに基づいた費用管理をしています。

具体的には、公共料金、家賃、食費、交通費などで、おおよそ月10万円以内に収めて、残りの資金で資産運用と、毎月をやり過ごすといった具合です。

ライフスタイルは人それぞれによって異なります。資産運用と聞くと元手が大きくいるのではないかとのイメージもあるかもしれませんが、実際には少額からでも可能で、毎月1000円からの積み立てが可能です。

いかがでしょうか。毎月1万円の運用と聞くと抵抗があるかもしれませんが、毎月1000円だとハードルが下がりますよね。

Aki
Aki

投資の目標・具体的な方針については以下の記事でまとめています。

新NISAの始め方

新NISAを始めるには、まず証券口座の開設が必要です。

そのためには、銀行窓口とネット証券の2つの主要な手続き方法があります。

銀行窓口から手続きする方法
銀行窓口での新NISA口座開設は、銀行員のサポートを受けながら進めることができます。ただし、手続きには銀行の窓口に足を運ぶ必要があり、時間がかかることが挙げられます。

ネット証券から手続きする方法
モバイル端末を利用し、ネット証券に口座開設者自身で申し込みます。自宅やオフィスからオンラインで手続きを行える便利さがあります。

それぞれ異なったメリットがありますが、ここでは、ネット証券を利用して新NISA口座を開設する方法をご紹介します。

ネット証券で新NISAを始める

ネット証券で口座開設を行う一番のメリットは、24時間いつでも口座開設の申請が可能な点です。

また、口座開設までの所要時間が最短で、一部の証券会社では3日以内に口座が開設されることもあります。

ただし、デメリットとしては、口座開設までの手続きを自身で行わなければならないという点が挙げられます。

以下はネット証券で口座を開設するまでの基本的なステップです。

  1. NISA口座の開設
  2. 本人確認書類の準備
  3. 口座開設申し込み
  4. NISA枠の選択
  5. 投資先の選択
  6. 投資の開始
  7. 投資の開始
  8. 定期的な確認と管理

もちろん、書類を郵送してもらってからの方法も可能ですが、開設までのスピードを重視すると、オンライン上の手続きが簡潔で迅速です。

Aki
Aki

ネット証券での口座開設は、深夜に申請できるため便利でした。
筆者はSBI証券で口座を開設したので、ここからはSBI証券を例に説明したいと思います!

SBI証券の口座開設手順は、以下の通りです。

  1. SBI証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設にすすむ」のボタンを押します。
  2. メールアドレスを登録し、認証コードを入力します。
  3. 住所などの情報を入力し、口座開設方法を選択します。口座開設方法は「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」の2つから選択できます。
  4. 本人確認書類を提出します。提出方法は、オンラインで口座開設する場合と、郵送で口座開設する場合で異なります。
  5. 審査に通過すると、口座開設完了通知が届きます。
  6. 初期設定を行い、入金して取引を開始します。

SBI証券の口座開設に必要な書類は、以下の通りです。

  • マイナンバーカードもしくは通知カード
  • 本人確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、住民基本台帳カード、パスポート、住民票の写し、健康保険証、印鑑証明書、在留カード/特別永住者証明書)

SBI証券の口座開設にかかる時間は、書類の提出方法や審査状況によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度です。

参照サイト:SBI証券

まとめ

今回の記事のまとめです。

新NISA(少額投資非課税制度)は、金融庁が2024年以降に導入した新しい投資枠制度で、以下の特徴があります。

  1. 非課税保有期間の無期限化
    投資対象商品を長期にわたり保有しても非課税の恩恵を受けることが可能。
  2. 口座開設期間の恒久化
    新NISA口座を開設する期間が制限なくなり、恒久的に利用可能。
  3. つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
    つみたて投資と成長投資を併用し、柔軟なポートフォリオの構築ができる。
  4. 年間投資枠の拡大
    つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資可能。
  5. 非課税保有限度額の設定
    全体で1,800万円まで非課税。成長投資枠は1,200万円まで。枠の再利用も可能。

新NISAを始めるには、証券口座を開設する必要があります。

銀行窓口とネット証券の2つの手続き方法があり、銀行窓口では手続きが簡単ですが、時間がかかります。

一方、ネット証券ではオンライン手続きが可能で迅速です。

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